日本の錦織圭選手の活躍に期待☆☆☆
というわけで、全仏2017の試合日程、WOWOW・テレビ東京のテレビ放送予定、日本語のドロー(トーナメント表)、シード順、出場選手などの情報をまとめましたので、応援の参考にしてくださいね。
ちなみに、全仏はNHK地上波、BS、スカパーの放送予定はありません。
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全仏オープンは赤土のコートでスペインの選手なんかが力を出してくるんですけど、錦織選手も意外といい成績を残しているんですよね。
ハードコートが得意という錦織選手ですが、赤土のクレーコートでも行ける行ける!!
がんばれ!錦織!!
錦織圭 全仏オープンテニス2017 試合予定
目次
全仏オープンテニスの特徴

大会ランクはグランドスラム、優勝すると2000ポイント獲得する大きな大会です。
男子シングルスの参加選手数は128、シードは32となっています。
全仏オープンはフレンチオープンと言われることもあり、会場の「スタッド・ローラン・ギャロス」からローランギャロスと呼ばれることもあります。
ニュースなんかで違う名称で書かれていることもありますが、同一の大会です。
さて、全仏オープン、他の大会と何が違うかと言いますと、
コートがクレー(赤土)
ということでしょうね。
4大大会はハードが2大会、芝が1大会、クレーが1大会となっていて、全仏がクレーの大会にあたります。
このクレーコート、レンガを細かくした粉で作っていて、球足が遅くなるのが特徴。
土なので柔らかいので疲れにくいともいわれています。
ラリーが続くストローク戦が得意な錦織選手には結構向いているんです。
実際に、全仏オープン前にあるマスターズもクレーコートになっていますが、成績は悪くない。
ということで、チャンスありな大会と言えます。
ただ、このコート、土ということからもわかりますが、風が強いと砂埃がすごい!
それに、雨にはめっぽう弱く、一度コートが濡れてしまうと、ボールが弾まなくなったりしてその日の天候によってずいぶん変わってきてしまうこともあります。
そして、ヨーロッパではこのクレーのコートが多いので、小さいころからクレーコートに慣れ親しんでいる選手たちが力を出してきます。
クレーが得意な選手たちには要注意!ということになります。
ちなみに過去10年の全仏オープン優勝者はこんな感じになっています。
2007・2008年 ナダル
2009年 フェデラー
2010~2014年 ナダル
2015年 ワウリンカ
2016年 ジョコビッチ
ナダルばっかりですね!!
ナダルがとびぬけて強いのを見ると、他の大会と違う特徴がわかるのではないでしょうか?
とにかくクレーに強い選手っていうのがいるんです。
そういえば、昨年の全仏でジョコビッチが優勝して、キャリアグランドスラムとったんですよね。
それまで全仏だけ勝てなかった・・・
これも、全仏の特徴を表しているような気がします。
全仏オープン2017 試合日程と詳細

5月22日(月)から6月11日(日)
に開催予定です。
本戦は5月29日(月)から開始予定。
パリとの時差は、この時期サマータイムなので7時間、日本より遅くなります。
試合日程詳細はまだ発表になっていませんが、2016年と同様のスケジュールですとこんな感じになります。
詳細がわかりましたら変更、お知らせします。
日程 | 試合 |
5月28日(日) | 1回戦 |
29日(月) | 1回戦 |
30日(火) | 1回戦 |
31日(水) | 2回戦 |
6月 1日(木) | 2回戦 |
2日(金) | 3回戦 |
3日(土) | 3回戦 |
4日(日) | 4回戦 |
5日(月) | 4回戦 |
6日(火) | 準々決勝 |
7日(水) | 準々決勝 |
8日(木) | 男子シングルスは試合なし |
9日(金) | 準決勝 |
10日(土) | 男子シングルスは試合なし |
11日(日) | 決勝 |
全仏オープン2017 参加予定選手

今のところ2016年の最終ランキングから全仏オープン参加選手を入れておきます。
また、出場選手が確定しましたらお知らせします。
2016年最終ランキング | 選手名 | シード順 |
1 | アンディ・マリー | 1 |
2 | ノバク・ジョコビッチ | 2 |
3 | ミロシュ・ラオニッチ | 5 |
4 | スタン・ワウリンカラ | 3 |
5 | 錦織圭 | 8 |
6 | マリン・チリッチ | 7 |
7 | ガエル・モンフィス | 15 |
8 | ドミニク・ティエム | 6 |
9 | ファエル・ナダル | 4 |
10 | トマシュ・ベルディヒ | 13 |
11 | ダビド・ゴフィン | 10 |
12 | ジョー・ウィルフリード・ツオンガ | 12 |
13 | ニック・キリオス | 18 |
14 | ロベルタ・バウティスタ・アグト | 17 |
15 | ルカ・プイユ | 16 |
16 | ||
17 | グリゴール・ディミトロフ | 11 |
18 | リシャール・ガスケ | 24 |
19 | ジョン・イスナー | 21 |
20 | イボ・カルロビッチ | 23 |
21 | ダビド・フェレール | 30 |
22 | パブロ・クエバス | 22 |
23 | ジャック・ソック | 14 |
24 | アレクサンダー・ズベレフ | 9 |
25 | ギル・シモン | 31 |
26 | バーナード・トミック | - |
27 | アルベルト・ラモス・ビノラス | 19 |
28 | フェリシアーノ・ロペス | - |
29 | ビクトール・トロイキ | - |
30 | パブロ・カレーノ・ブスタ | 20 |
31 | サム・クエリー | 27 |
32 | フィリップ・コールシュライバー | - |
ジレ・ミュラー | 26 | |
サム・クエリー | 27 | |
ファビオ・フォニーニ | 28 | |
ユアン・マーティン・デルポトロ | 29 | |
ミシャ・ズベレフ | 32 |
全仏オープン2017 テレビ放送予定

ただ、詳細はWOWOW、テレビ東京ともに発表していませんので、発表になりましたら詳しいことをお知らせしますね。
ちなみに、
WOWOWは生中継で錦織選手以外の試合も放送
テレビ東京は錦織選手の試合を生中継で放送
しました。
全仏オープン2017 ドロー&トーナメント表
※追記ドロー出てます!
仕事から帰ったら日本語作りますのでちょっとお待ちください!!(ごめんなさい)
英語ですけどドローつけときます。
全仏公式HPのドロー
錦織1回戦はコキナキス。
全部作成済み♪随時更新しますよ!
準決勝以降のドロー





全仏オープン2016は錦織圭どうだった?他の試合もまとめて振り返り

2008年 予選敗退
2010年 2回戦
2011年 2回戦
2013年 4回戦
2014年 2回戦
2015年 準々決勝
2016年 4回戦
となっています。
2017年はもう少し上まで行ってほしいですが、この全仏前の試合スケジュールが超ハード。
そのため、全仏でも活躍するには体力が必要かもしれませんね。
1回戦はシードで免除されることも多いのですが、勝ち進むと試合数も増えます。
特に、マスターズは1週間で試合を終えますので休みなく試合を続ける。
そして、決勝を戦った後すぐに移動して次の試合。。。という風に息つく間もありません。
そんな中、普段の力を出すには、かなりの体力とメンタルが必要です。
トップ選手はほんとすごいですね。
さて、2016年の全仏オープンテニスは雨に度々の中断や延期を余儀なくされることが多く、前半はいま一つ盛り上がりに欠けていた気がしました。
錦織選手の試合も中断されたり、延期になったりして、試合がいつ再開されるのか、延期された試合がいつなのか、調べまくっていた記憶があります。
雨が降ってくるたびに、コートにカバーをする運営の人たちも大変だなぁ。
そして、中断するかしないかで審判ともめている選手もいましたので、選手にとってはイライラする全仏だったかもしれません。
ま、応援するために待っているファンの方も、いったいどうなってるんだ!っていらいらしているかもしれませんね。

注目は4回戦でのガスケ戦。
何せ錦織選手は前哨戦のイタリア国際でこれまで苦手としていたガスケ選手に、その前週のマドリードオープンに続いて勝利するという好調さ。
その良い流れのまま迎えた全仏オープンは正にゾーンに入ったような戦いぶりでした。
錦織選手はこれまで試合をいたずらに長引かせては疲れを次に残してしまいフィジカル的に不利な状態で負けていました。
錦織選手ってなんか、格下の選手と戦っていても、1セット目を落とすことが多いなーって思うんです。
それを改善すべくこの全仏では出来るだけ試合を早く終わらせることを意識して臨み、それが効を奏していたわけです。
だから4回戦でガスケと戦う時にもまだ十分な体力的優位をキープしており、これで対ガスケ戦3連勝は堅いなと思いました。
ところが、地元フランス勢の異様に盛り上がるガスケ応援の嵐に翻弄されてしまったのか、錦織は4-6.2-6.6-4.2-6で敗退してしまいました。
雨でボールが重くなり思うように打てなかったことも、地元でそういうことに慣れているのかも知れないガスケより不利になったことも大きいかなと考えます。
あの時のガスケ選手の喜びようと言ったらすごかったです。
インタビューでも、地元フランスで世界5位に勝つのは最高の気分と言っていましたし。
錦織選手が負けてしまったのは悔しかったですが、ガスケ選手があんなに喜んでいて、地元ファンも大喜びで、なんかいいことしたかのような錯覚に襲われました。(笑)

そしてジョコビッチはこの全仏の優勝は生涯と4大会連続のダブルでのグランドスラム達成が懸った特別な試合。
そして対するマレーにとっては全仏オープン優勝は初となる喉から手が出るほど欲しいタイトルです。
そんな大一番の決勝は稀に観る好試合だったと言えます。
完璧なグランドストローク、それも渾身のフルスィングの連続技が数十回のラリーが続く場面のパレードが繰り広げられました。
結果は悲願のグランドスラムダブルで達成したジョコビッチの堂々の優勝でした。
3-6.6-1.6-2.6-4という逆転勝利でしたが、このスコアだけではあの名勝負の素晴らしさはわからないと思います。
そしてあの芸術的なテニスプレーヤー達の一角に錦織選手がいることはとても嬉しい限りです。
全仏では果たせなかった夢のグランドスラム大会初制覇の偉業を、ぜひとも2017年には成し遂げてもらいたいものです。
以上、錦織圭選手の全仏オープンテニス2017の試合予定でした。
2017年はマスターズ優勝も目標になっていると思いますが、それを飛び越えて初グランドスラム制覇!!
がんばってください!!